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米OpenAIは2026年6月4日(現地時間)、ChatGPTのメモリ(記憶)機能を大幅に強化した新基盤「Dreaming V3」を発表しました。このアップデートにより、過去の会話からユーザーの好みや事実を思い出す正確性が大幅に向上したほか、時間の経過に合わせて古い情報を自動で更新・忘却できるようになります。新機能は米国の有料プラン「Plus」および「Pro」ユーザー向けに同日から順次提供が開始されており、今後数週間かけて無料(Free)ユーザーや「Go」ユーザーなど、すべてのユーザーへもグローバルに展開される予定です。
ChatGPTのメモリ機能は、ユーザーの嗜好や特定の条件を記憶しておくことで、新しいチャットを開始するたびに前提条件を説明する手間を省く仕組みです。 新基盤「Dreaming V3」の導入による社内評価では、過去の事実を正しく想起する能力が従来の41.5%から82.8%に、ユーザーの好みに適合する能力が31.4%から71.3%にそれぞれ跳ね上がりました。さらに、時間の経過に伴って記憶を自動更新する能力(例:「7月にシンガポールに旅行する」という予定を、旅行期間が過ぎた後に「2026年7月に旅行した」と過去形に書き換える能力)は、従来の9.4%から75.1%へと劇的な進化を遂げています。
今回のアップデートに合わせ、ChatGPTが記憶している項目を一覧で確認・編集できる「メモリサマリー」ページが新設されました。これにより、ユーザーは記憶されている要点を視覚的に確認し、必要に応じて削除や修正、「今後はこの話題について言及しない」といった詳細なコントロールを行うことができます。 さらに、Dreaming V3では自動的なメモリ生成処理にかかる計算量(サーバーの負荷)を従来比で約5分の1に削減することに成功しました。このコスト効率の大幅な向上により、有料ユーザーのメモリ容量拡大が実現しただけでなく、従来は限定的だった無料ユーザー向けへのメモリ機能の全面的な展開が可能になりました。
今回のメモリ機能の刷新は、AIアシスタントの実用性を高める上で極めて重要なマイルストーンになると見られます。会話が毎回リセットされず、ユーザーの状況や好みを時間経過とともに動的に学習し続けることで、AIがより「長期的かつパーソナライズされた優秀なパートナー」として機能するようになります。また、計算量の5分の1削減という技術革新によって、無料プランのユーザーにまで同等レベルのパーソナライズ機能が順次解放されることは、競合AIサービスに対する大きな優位性につながる可能性があると評価されています。
ITmedia NEWS
ChatGPTの“記憶”を刷新 メモリ機能の新基盤展開、無料ユーザーへも順次 - ITmedia NEWS
米OpenAIは6月4日(現地時間)、ChatGPTのメモリ機能を強化したと発表した。新基盤「Dreaming V3」により、過去の会話から得た文脈を正確に引き継ぐだけでなく、時間の経過にも自動で追従する。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2606/05/news091.html

GIGAZINE
ChatGPTのメモリ機能が賢くアップデートされる、「ユーザーの好みに合わせる能力」や「古い情報を適切に忘れる能力」が向上 - GIGAZINE
OpenAIがChatGPTのメモリ機能のアップデートを発表しました。新たなメモリ機能は「Dreaming V3」と呼ばれており、ユーザーが明示的に記憶を指示せずともチャット履歴から自動的に判断してメモリを蓄積してくれます。さらに、メモリの要点をまとめた画面から内容を編集することも可能となりました。
https://gigazine.net/news/20260605-chatgpt-memory-dreaming-v3

ギズモード・ジャパン
ChatGPTの「記憶システム」が進化。“良い夢”を見るように | ギズモード・ジャパン
ChatGPTの記憶システム「Dreaming」がアップデートされ、よりユーザーに最適化された回答を生成しやすくなります。新しいDreamingがどのような仕組みで、どのような影響があるかを紹介します。
https://www.gizmodo.jp/article/chatgpt_improved_dreaming

テクノエッジ TechnoEdge
ChatGPTのメモリ機能が刷新、好みや状況を常に分析・記憶する「Dreaming V3」全ユーザーに導入 | テクノエッジ TechnoEdge
OpenAIは2026年6月4日、ChatGPTのメモリ(記憶)機能を大幅に刷新した新システム「Dreaming V3」を発表しました。
https://www.techno-edge.net/article/2026/06/05/5150.html

AI Watch
ChatGPTにおける記憶機能を時間の概念を取り入れた「Dreaming V3」にアップデート 鮮度、継続性、関連性を最適化する
OpenAIは、ChatGPTの記憶機能において「Dreaming V3」にアップデートした。この機能は6月4日、米国においてPlusおよびProユーザー向けに提供が開始され、今後数週間かけFreeおよびGoユーザーやほかの国のユーザーにも順次展開される予定。
https://ai.watch.impress.co.jp/docs/news/2114939.html