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OpenAIは5月29日(現地時間)、ChatGPTにおいて利用頻度の低い旧世代モデルの段階的な提供終了(廃止)を発表しました。廃止対象となるのは、高度な推論(複雑な問題を考える)モデルである「OpenAI o3」および大規模言語モデル「GPT-4.5」の2機種です。ユーザーが移行準備を行えるよう、数か月のサンセット期間(提供終了までの移行猶予期間)が設定されています。
ChatGPTでの提供終了は段階的に実施されます。大規模言語モデル「GPT-4.5」は2026年6月27日をもって提供を終了し、30日間のサンセット期間が適用されます。一方、推論モデルである「OpenAI o3」は2026年8月26日に提供が終了し、こちらは90日間のサンセット期間となります。これらのモデルは現在、有料プランのユーザーのみがChatGPTのモデル設定から選択できるようになっています。
今回の提供終了はChatGPTサービスのみに限定されており、開発者向けに提供されているAPI(外部のプログラムと連携する仕組み)における各モデルの提供スケジュールには影響しません。そのため、APIを通じてシステム構築を行っている企業や開発者は、サンセット期間後も引き続き o3 や GPT-4.5 を利用することが可能です。
今回の旧モデル整理により、OpenAIはインフラリソース(システムの運用に必要なサーバーなどの設備)を「GPT-5」シリーズをはじめとする最新かつより高性能なモデルの開発・運用へ集中させる狙いがあると見られます。ChatGPT上でこれらのモデルを日常的に使っていたユーザーは、期日までに代替となるThinking(思考)モデルやInstant(即時回答)モデルなど、現行モデルへの移行を進める必要があります。