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米OpenAIは、Microsoft PowerPoint内で直接プレゼンテーション資料の新規作成や編集をAIが支援するアドイン「ChatGPT for PowerPoint」のベータ版を公開した。これは、今年3月に提供が開始された「ChatGPT for Excel」に続く、Microsoft Office向け公式連携アドインの第2弾となる。
本アドインはPowerPointのサイドバー上で動作し、自然言語のプロンプトを入力するだけでスライド一式を自動生成できる。さらに、メモ、ドキュメント、スプレッドシート、画像などの手元のローカル素材を読み込ませることでスライドへ反映できるほか、「Gmail」「Outlook」「SharePoint」といった外部のMicrosoft/Googleサービスと直接連携し、そこから関連する素材を自動抽出してスライドに盛り込むことも可能である。
新規作成だけでなく、すでに存在するプレゼンテーションファイルに対してもスライドの追加や修正を指示できる。また、ChatGPTが全体のストーリー構成や論理の流れを分析し、「伝わりにくい部分」や「不足しているデータ」を指摘して構成をブラッシュアップするアドバイザリ機能や、ターゲット層に応じた表現の改善提案機能も備えている。生成されたスライドはオブジェクトやテキストが個別に編集可能な状態を保持しているため、ユーザーによる手動のレイアウト・フォント調整も容易である。
競合であるAnthropicが提供する「Claude in PowerPoint」アドインが有料プラン限定で提供されているのに対し、「ChatGPT for PowerPoint」は無料プランを含むすべてのChatGPTアカウントで利用できる点が大きな特徴である。インストールは、PowerPointのアドイン検索画面から直接、またはMicrosoft Marketplaceから入手可能となっている。