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アリババ(Alibaba)は、上海で開催された世界人工知能大会(WAIC)にて、2.4兆(2.4 trillion)パラメータ規模を持つ最新の超大型AIモデル「Qwen 3.8-Max(アリババが開発した2.4兆パラメータ規模の最先端大規模言語モデル)」のプレビューを発表した。同社によると、本モデルの性能はAnthropicの最上位モデル「Claude Fable 5」に次ぐ業界最高水準に位置するとしている。あわせて、企業向けAIエージェントの構築や運用を支援する「Agent Native Cloud」スイート(AgentLoop、AgentTeams、AgentRun)の展開を加速させ、クラウド基盤全体をエージェント統合型へ移行する方針を示した。
「Qwen 3.8-Max-Preview」は、アリババのToken Planサブスクリプションサービスのほか、開発者向けエージェントプラットフォーム「Qoder」および「QoderWork」を通じて提供される。2.4兆パラメータという巨大なモデルサイズは、中国のAI開発が「マルチ兆パラメータ時代」へ本格的に突入したことを象徴している。
また、アリババ・クラウドは単なるLLMの提供にとどまらず、開発・運用ライフサイクル全体を支えるエージェントネイティブなクラウドインフラの構築を強化している。今回投入されたAgent Native Cloudスイート(AgentLoop、AgentTeams、AgentRun)は、複数のAIエージェントが協調して高度な業務を自律処理する環境を実現する。なお、本モデルは今後オープンウェイト(open-weight)形式でモデル重みが共有・公開される予定である。
アリババによるQwen 3.8-Maxの発表とエージェント基盤の拡充は、米国の先端AI開発企業との技術格差を急速に埋める動きとして注目される。高精度なモデル性能と統合的なエージェント開発環境がクラウドサービスとして提供されることで、企業における高度な自動化やAIエージェント活用のハードルが大幅に下がると期待される。今後、公開予定のオープンウェイト版の提供時期や第三者機関による客観的なベンチマーク評価の動向が待たれる。
出典: thenextweb.com
引用元: thenextweb.com