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Meta(米国のソーシャル・テクノロジー企業)は2026年10月7日、同社のスマートグラス「Ray-Ban Meta(MetaとEssilorLuxotticaが共同開発したスマートグラス)」向けにソフトウェアアップデートの配信を開始しました。カメラによる撮影機能を用いずに、音声指示だけで歩行ルートの案内を受けられる徒歩ナビゲーション機能などが追加されています。

今回のアップデートでは、プライバシー懸念の的となりやすかったカメラ撮影機能を介さずに実用性を高める新機能が盛り込まれました。
実機検証を行ったメディアT3のレポートによると、現時点では地域によって利用可能な機能に制約が存在します。
英国内での検証では、Meta AIにルート案内を依頼した場合にグラス単体で完結せずスマートフォン側に案内情報が転送される動作や、スマートフォンからの位置情報直接共有が「未対応」と表示される挙動が報告されています。グラス経由でスマートフォンの音声案内を聞くことは可能であるものの、地域ごとのローカライズや機能展開には時差がある点に注意が必要です。また、日本国内における同機能の正式提供や日本語での徒歩案内対応については現時点で明示されていません。
スマートグラスは盗撮などの懸念から公共の場での利用規制が議論される一方、視覚障がい者向けの日常生活支援ツールとしての有用性が高く評価されています。Metaがカメラに依存しない音声主体のナビゲーションやモノラル調整を導入したことは、プライバシー摩擦を回避しつつ、ハンズフリーのアクセシビリティ端末としての実用価値を確立しようとする現実的な舵取りを示しています。
引用元:T3