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企業向けカスタマーサポート AIエージェント(自律的にタスクを計画・実行するAIシステム) を開発する米Decagonは2026年8月28日、対話型検索エンジン大手 Perplexity(AIを活用したリアルタイム検索・回答エンジンを提供する企業) の「Search API」を統合し、エージェントが対話中にリアルタイムでWeb検索を実行できる「ライブWeb検索」機能の提供を開始しました。
すべてのDecagon導入企業はエージェント設定から本機能を有効化でき、静的な社内ナレッジベースの範囲を超えた最新情報の回答が可能になります。
従来のカスタマーサポートエージェントは、社内ヘルプセンターやCRM、社内マニュアルにグラウンディングされていましたが、外部でリアルタイムに発生する事象には対応できず、人間のオペレーターへのエスカレーションが発生していました。
| 問い合わせシナリオ | 従来の対応 | ライブWeb検索による対応 |
|---|---|---|
| 決済・外部通信の障害 | 未知のエラーとして人間へ引き継ぎ | 決済網の外部障害情報を即時検索し、現状を正確に案内 |
| 規制・法令の変更 | 最新改定が未反映のまま古い情報を案内 | 公的機関の最新規制情報を検索・出典リンク付きで回答 |
| 天候や交通機関の乱れ | 外部情報を参照できず対応不能 | 運行状況や気象情報を検索し、予約変更の選択肢を提示 |
| 外部記事で言及された製品 | 社内カタログとの突合が困難 | 記事の文脈を検索して該当製品を特定し案内 |
Decagonのプロダクトディレクターであるビハン・ジアン(Bihan Jiang)氏によると、以下の4基準で評価を行いPerplexityの採用に至りました。
本機能は「Tool Template」として提供され、導入企業向けに20万クエリ分に相当する1,000ドル分の検索クレジットが付与されます。
カスタマーサポートAIにおいて、社内データ(RAG)と外部リアルタイムWeb検索のハイブリッド連携は、自己解決率を飛躍的に向上させる強力な武器となります。
Perplexityがエンタープライズ向け検索APIの提供先を急速に拡大している点も注目に値し、汎用LLM単体ではカバーできない「最新の事実性」を補完する基盤として、検索APIのB2Bエコシステムが確立されつつあります。
引用元:Decagon Blog