AI関連の最新ニュースをピックアップ
米Googleは2026年8月28日、AIノートブックサービス「Gemini Notebook」において、電子書籍を分析ソースとして統合できる新機能「Expert Intelligence(購入済み電子書籍をAIのナレッジソースとして安全に連携・分析する機能)」の提供を開始しました。日本を含むグローバルで利用可能です。
Expert Intelligence機能により、ユーザーはGoogle Play Booksで購入した対応書籍をGemini Notebookのソースに直接追加できるようになります。書籍のテキスト内容に基づいた高精度なQ&Aをはじめ、インフォグラフィックの作成、音声による要約解説、学習用クイズの自動生成など多彩なアウトプットを作成できます。手持ちの業務資料や個人のメモと書籍の内容を横断して分析することも可能です。
サービス開始時点で、Bloomsbury、De Gruyter Brill、Johns Hopkins University Press、Macmillan Publishers、O'Reilly Media、Penguin Random Houseなど主要出版社の10万冊以上の書籍に対応しています。さらに、Steven Pinker氏やMichael Pollan氏、Jennifer Wallace氏ら15名を超える著名著者と連携し、書籍に関連資料を組み合わせた「Featured Notebooks」も公開されました。
電子書籍のAI活用において懸念される著作権保護についても厳格な仕組みが導入されています。ユーザーがGemini Notebook内で書籍を利用するには、本人のGoogle Play Booksアカウントで対象書籍を購入している必要があります。
書籍を含むNotebookを他者と共有した場合でも、共有相手のアカウントが同一書籍を保有していなければ書籍由来のコンテンツや回答は利用できない設計となっており、無許諾での複製や共有を防ぎます。
これまでWeb検索や手動アップロードしたPDFに頼っていたAIナレッジベース構築において、信頼性の高い商業出版物を正式なライセンスのもとで直接参照できる意義は大きく、研究者やビジネスパーソンの情報整理を大幅に効率化します。
Googleは今後、本機能をGeminiアプリやGoogle検索のAI Modeへも展開する予定であり、サードパーティーの購読メディアや調査レポート、教科書などへ対応範囲を順次拡大する方針を示しています。
引用元:マイナビニュース