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アリババ(Alibaba Group Holding Ltd.)は2026年8月11日、同社のAIモデル「Qwen」のオープンプラットフォーム「Qianwen Open Platform」を開放し、サードパーティの開発者がスマートフォン、PC、スマートグラスなどのマルチデバイス上でカスタムAIエージェント(自律的にタスクを計画・実行するプログラム)を構築・連携できる環境を提供することを発表しました。
Qianwen Open Platformの初期パートナーには、物流大手のSF Express、住宅賃貸プラットフォームのZiroom、家電大手のMidea Groupなど、10以上の業界を跨ぐ企業が参加しています。さらに、アリババ独自のサービスである物流部門Cainiaoや検索アプリQuarkも統合され、スマート配送依頼やファイル管理などの機能が組み込まれています。
同プラットフォームを利用することで、外部企業はQwenアプリ内で直接利用できるAIエージェントを構築可能です。従来のアプリとは異なり、高度な推論機能と記憶メカニズムを活用して複雑なリクエストを処理できるよう設計されています。
| 項目 | Qianwen Open Platform | 従来のサードパーティ連携 |
|---|---|---|
| 対応デバイス | スマホ / PC / スマートグラス | 主にWeb / 単一アプリ |
| エージェント機能 | 推論・記憶を用いた高度処理 | API呼び出しによる単機能処理 |
日本の開発者や企業にとっても、中国市場やグローバル展開においてQwenのエコシステム上で多様なデバイス向けに自社AIエージェントを配信できる機会が広がります。特に物流やEC、スマート家電分野におけるAI連携の進展が期待されています。
引用元:Caixin Global