AI関連の最新ニュースをピックアップ
/article-new/2025/09/series-11.jpg)
市場調査企業 Counterpoint Research(カウンターポイント・リサーチ)が発表した最新調査によると、2026年第1四半期における端末内処理AI(エッジAI)対応スマートウォッチ出荷量シェアで、米アップルが約90%を占める独占状態を維持している。
スマートウォッチ市場全体におけるエッジAI搭載比率は、前年同期比70%増を記録し、出荷総数25%に達した。同調査において「エッジAI対応」とは、専用半導体回路(NPU)を搭載し、実際に健康・安全・操作などの推論処理を端末内部で直接実行可能な機器と定義されている。
アップルは2023年発売機種へ4コアNeural Engineを内蔵した半導体「S9」を投入し、不整脈検知や転倒検出などを他社に先んじて端末内処理へと移行させた。他社も追随を開始しており、ファーウェイが2025年に対応半導体を投入したほか、クアルコムやグーグルも対応半導体開発を進めている。
現在の主な用途は血圧監視や睡眠時無呼吸症候群検出といった健康管理分野だ。また、専用半導体回路を持たない安価な機器向けとして、ソフトウェア主導でAI処理を代替する Ambiq(アンビック)製プラットフォームなどの手法も台頭している。
端末内で即座に処理を実行可能なエッジAIは、利用者の個人情報保護と即時応答を両立させる。先行して専用半導体開発を進めたアップルの優位は当面続くものと見られ、競合各社による対応半導体投入の動向が注目される。
引用元:MacRumors