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Appleが、開発中と噂されていた廉価版ヘッドセット「Apple Vision Pro(仮称:Apple Vision Air)」向けの主要部品開発プロジェクトを縮小、または中止していることが韓国のメディア『The Elec』の報道により明らかになりました。同社は空間コンピュータ(XRヘッドセット)から、人工知能(AI)を搭載したメガネ型のウェアラブル端末である「AIスマートグラス(Apple Glass)」の製品開発へとリソースをシフトしていると見られています。
廉価版の「Apple Vision Pro」は、ディスプレイの解像度を下げることで製造コストを抑える計画でした。これに伴い、Samsung(サムスン)はガラス基板を用いた低コストのマイクロOLED(G-VRディスプレイ)を開発していましたが、Appleのスマートグラスへの注力に伴い、この開発プロジェクトを2026年9月に終了させる予定であると報じられました。
関係者によると、プロジェクトの中止は開発された低解像度ディスプレイの品質問題ではなく、Appleのビジネス上の意思決定によるものです。Appleは一度にすべてを進めるリソースがないため、空間コンピューティング向けヘッドセットの開発ペースを落とし、日常的に装着しやすいAI搭載スマートグラスへ資源を再配分したと推測されています。
今回の決定が事実であれば、軽量・安価なVision Proの後継機の発売時期は2028〜2029年以降へと大幅に延期されることになります。一方で、Meta(メタ)などの競合他社もスマートグラス分野へ注力する中で、AppleがXR(拡張現実)市場よりも、実用的なAIスマートグラスの開発競争を優先させた動きとして注目されます。
引用元:AppleInsider