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マイクロソフトは、Microsoft 365 Copilot内で対話型の実用的なアプリを直接動作させることができる開発機能「SharePoint Copilot Apps」のパブリックプレビューを開始しました。この機能は、開発者が普段使用しているWebの技術を活用し、Copilotのキャンバス(画面上のやり取りを行う領域)内に、テキストベースの回答を超えたインタラクティブなUI(ユーザーインターフェース)を提供できるようにするものです。
従来のCopilotでは、タスクの実行をチャットでの対話に頼る必要がありましたが、SharePoint Copilot Appsの導入により、経費の承認やインシデント(トラブル)のトリアージ(優先度分類)、チェックリストの実行などを、Copilotの対話画面内に埋め込まれた実際のミニアプリで行えるようになります。AIがユーザーの「意図」を理解し、アプリ側が正確なバリデーション(入力値検証)、権限管理、および実行を担うことで、AIの不確実さを補いながらビジネスアクションをより早くかつ確実に完了させることができます。

SharePoint Copilot Appsは、SharePoint Framework(SPFx:SharePoint向けの拡張開発フレームワーク)のバージョン1.24プレビューの一部として提供されます。JavaScript、TypeScript、Reactなどの一般的なフロントエンド技術や、MCP(Model Context Protocol=AIと外部システムを繋ぐプロトコル)をサポートしたアプリモデルを使用します。作成したアプリパッケージは、追加のWebホスティングやサーバー構築のインフラを立てる必要がなく、Microsoft 365テナント上に自動で安全にホストされます。また、プレビュー期間中は、テストにあたりMicrosoft 365 Copilotの有料ライセンスが不要となっており、開発のハードルが低く設定されています。


SharePoint Copilot Appsは現在グローバルにロールアウト中であり、2026年7月20日までには世界中のテスト環境で利用可能になる見込みです。対話型の画面を脱出し、Copilot内から他の外部サービスに画面遷移することなく直接かつ確実に業務アクションを完結させられるようになるため、業務アプリケーションの構築や統合の姿を大きく変えるきっかけになるとみられます。