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米Microsoftが、コンシューマー(個人)向けとビジネス(法人)向けにそれぞれ提供されていた対話型AI「Copilot」のアプリケーションを8月に1つに統合する方針であることが明らかになりました。これは同社副社長のジェイコブ・アンドリュー氏が従業員に向けて送付した社内メモを基に、複数の海外メディアが報じました。
統合後の新アプリには、AIによるプログラミング支援(コーディング支援)機能に加え、追加料金で利用できる常時稼働型エージェント「Autopilot」が搭載される予定です。これはスケジュール管理やメールの自動整理などを代行するもので、先行公開されていた「Scout」などの機能がベースになります。一方で、テキストから音声番組を生成する「Copilot Podcast」や、実験機能を試せる「Copilot Labs」など、利用実績の低い機能は終了します。
アンドリュー副社長はメモ内で、「Copilotは実際の業務に焦点を当て、結果重視で進化すべき」と語り、実用性を重視する方向性を打ち出しています。背景には、競合であるChatGPTの有料利用者が5000万人を超えるのに対し、Copilotは4月時点で2000万人に留まっている点や、AIの品質に対する株主の懸念などによる株価の低迷があります。
これまでの多機能かつ実験的なアプローチから、実業務での生産性向上へと明確にフォーカスを絞り込む方針です。競合モデルとの激しい普及競争の中で、実用重視のアプリ統合がユーザー基盤の拡大にどう影響するかが注目されます。
引用元:DigitalToday