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Microsoftは、表計算ソフトExcel上で動作するAIアシスタント「Microsoft 365 Copilot in Excel」において、財務プロフェッショナル向けの高度な新機能を発表しました。このアップデートにより、日々の財務業務を定型化できる「スキル」機能、主要な外部市場・財務データソースと直接連携できる「金融コネクタ」を導入し、プロセスの透明性を高める機能が提供されます。
決算処理や報告モデルの更新といった繰り返し発生する財務プロセスを「スキル」として定義できるようになります。OneDrive上のMarkdownファイルを使って、企業独自のプロセスをCopilotに指示するカスタムスキルの作成も可能です。
FactSet、Morningstar、PitchBook、S&P Globalといった、投資プロフェッショナルが多用する市場データ・財務データベースとExcelが直接連携します。手動でのデータ入力作業を減らし、常に最新の公式データに基づいた分析が可能になります。
AIが提示した結果の計算プロセスや根拠が検証可能であることが極めて重要です。新機能「Plan with Copilot」により、Copilotが処理を実行する前にどのデータ範囲や数式を変更するかを事前に確認できます。また、Copilotによる変更箇所は「Show Changes」ペインで履歴に記録されるため、誰が何を変更したのかを一目で追跡できるようになります。
これまでのAIツールは単発のプロンプト入力による処理が中心でしたが、今回の「スキル」や各種金融データベースとの連携により、複雑な財務モデリングや調査がシームレスに自動化される道が開かれました。特にプロセスの追跡可能性が担保されたことは、正確性と監査証跡を重視する財務・経理部門にとって、AIを実務に組み込むための強力な後押しとなります。