AI関連の最新ニュースをピックアップ
Metaは、脳活動を解読して直接テキストへと変換するAIデコーダーの最新バージョン「Brain2Qwerty v2」を発表しました。本研究は、非侵襲的に言語障害のある患者の意思疎通をサポートすることを目的としており、ソースコードは公開されています。
本技術は、脳内に電極を埋め込むような侵襲的手術を必要とせず、脳内のニューロンが生み出す微弱な磁界を頭外から測定する「脳磁図(MEG)」を利用します。これにより、ALS(筋萎縮性側索硬化症)やロックドイン症候群など、発話や運動が困難な患者が思考だけでテキスト入力を行える未来を目指します。
トレーニングはスペインの学術研究機関(Basque Center on Cognition, Brain, and Language)で実施されました。25歳から56歳までの健康な被験者9名が計10回のセッションで2,500以上の文章をタイピングする際のMEG脳スキャンデータを収集し、モデルの学習に用いました。
Metaは本モデルおよび旧バージョンv1のコードをオンラインで無償公開しました。科学コミュニティに広く開放することで、神経疾患の特定や診断、治療法の開発をサイロ化させずに加速させる狙いがあります。
侵襲性の低いマインドリーディングAIは、医療や福祉分野において身体麻痺患者のQOL向上に大きなブレイクスルーをもたらす可能性があります。オープンソース化によって世界中の研究者との共同開発が進むことが期待されます。

Gizmodo
Meta's AI Is Getting Better at Reading Your Thoughts—Without Cracking Open Your Skull
The company’s Brain2Qwerty v2 system can translate brainscans into coherent sentences, no invasive surgery required.
https://gizmodo.com/metas-ai-is-getting-better-at-reading-your-thoughts-without-cracking-open-your-skull-2000779552

GIGAZINE
参考ソース 2
Metaが外科手術不要で脳活動からのテキスト読み取りを可能とするAIモデル「Brain2Qwerty v2」を開発しました。Brain2Qwerty v2は外科手術を伴う侵襲的な手法と同等のテキスト予測精度を達成しているとのことです。
https://gigazine.net/news/20260630-brain2qwerty-v2-meta
ITmedia NEWS
参考ソース 4
米Metaが、手術を伴わずに脳の活動を文章へ変換する研究「Brain2Qwerty v2」を発表した。頭部に装着する装置で脳の信号を読み取り、人がキーボードへ入力した文章をリアルタイムで解読する。脳の病気で話す力を失った人の意思疎通を支える技術として、学習用のコードも公開した。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2607/01/news063.html