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Googleの「Antigravity」エージェントハーネスをターミナルから利用できるコマンドラインツール「Antigravity CLI」のバージョン1.0.11が公開されました。今回の更新では、キー操作の安全性向上、認証方式の拡充、/resumeコマンドの読み込み性能改善など、ターミナル上での操作体験を高める複数の修正が行われています。
ctrl+cの挙動が見直され、最初の押下でストリーミング応答中などのエージェント操作をキャンセルし、二度押しすることで終了フローに進む仕組みになりました。またctrl+cをカスタムキーバインディングで別の動作に割り当てている場合でも、システムが常に割り込み用として扱うことを保証し、検証警告も表示されるようになりました。
Application Default Credentials(ADC)を利用した認証がサポートされ、USE_ADC環境変数を設定することで、Google Cloud認証情報が事前設定された環境でシームレスに認証できるようになりました。また、/resumeコマンドについては、永続的なメタデータキャッシュと並列ローダーを実装したことで、大量の会話履歴がある場合の遅延が解消され、バックグラウンド読み込み時のログスパムも防止されています。
ツール確認時にコマンドや権限の全体を専用のフルスクリーン表示で確認・編集できる拡張AltScreen表示が追加され、ctrl+gでアクセスできるようになりました。これに伴い、従来のインライン編集(eキー)は置き換えられています。さらにエラー表示自体も、常駐するフッターから一時的なアラート表示に変更され、表示領域が確保されています。
今回のv1.0.11は、ターミナル操作における基本的なキー入力の安全性・予測可能性を高めるとともに、エンタープライズ環境でのGoogle Cloud認証連携(ADC対応)を強化した点が特徴です。日常的なターミナル作業に組み込む上での実用性が一段と高まりました。