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オンラインデザインプラットフォームを展開する豪Canvaは、同社の画像レイヤー化機能「マジックレイヤー(Magic Layers)」が、OpenAIの「ChatGPT」およびGoogleの「Gemini」に対応したと発表しました。これにより、各AIチャット上で生成した1枚の画像を、ダウンロードや再アップロードの手間をかけずに、チャット内での指示だけでパーツごとに分解・編集可能なCanvaデザインへと直接変換することが可能になります。
マジックレイヤーは、レイヤー構造を持たない1枚の画像をCanva独自のAI基盤モデル「Canva Design Model」で解析し、テキストや個々のオブジェクトを検出・分解してレイヤー構造を持つデザインに再構成する機能です。レイヤー化されることで、テキストの位置変更やフォントの微調整、不要なオブジェクトの消去・差し替え、特定の被写体サイズ変更などがCanva上で容易に行えるようになります。
これまではAIチャットでアイデア画像を生成した後に、PCに一度保存してCanvaへアップロードする手順が必要でした。今回の連携により、チャット内で直接操作が完結します。ChatGPTでは「Canva」アプリを導入し、チャット内で「@Canva」を用いて“この画像を編集可能にして”と指示します。Geminiでは、コネクティッドアプリを設定することで同様の機能を利用できます(※Geminiでの利用は個人アカウントかつ英語環境のみの先行対応)。
今回のアプローチは、デザイン作業の初期段階(コンセプト創出やブレインストーミング)と、その後の実制作(レイアウト編集やテキスト配置)との間の橋渡しをスムーズにするものです。これにより、一般ユーザーからプロのデザイナーまで、生成AIを用いたクリエイティブ活動のワークフローが大幅に短縮されると予想されます。