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決済大手のVisaとOpenAIは、AIエージェントが人間の代わりに支払いを実行する「エイジェンティックコマース(AIエージェントが自律的に購入や決済を行う仕組み)」の推進に向けた提携を発表しました。この提携により、開発者や加盟店はAIエージェントから送信されるVisa決済リクエストを安全に受け入れられるようになります。OpenAIのシステムにVisaのグローバルネットワークを統合することで、AIが自ら取引を行う未来の決済インフラ構築を目指すとしています。
AIによる自動決済は便利である一方、誤動作や不正利用のリスクが伴います。これに対処するため、今回のシステムでは以下のようなユーザー管理とセキュリティ技術が導入される予定です。
両社は、OpenAIの「Codex(AIによるプログラミング支援システム)」を活用した開発者向けツールの提供や、ビジネス向けの自動化ワークフローの構築でも協力します。 この取り組みは、Visaが2025年4月に開始した「Visa Intelligent Commerce」プログラムと深く関連しています。このプログラムは、AI開発者がVisaのネットワークを活用してエージェント決済を構築できるようにするもので、認証やトークン化、決済指示などを含む5つのモジュールで構成されています。
AIエージェントが自律的に経済活動を行う時代において、世界最大級の決済インフラを持つVisaがOpenAIと提携したことは、自動決済の実用化を大きく加速させると見られます。日々の買い物から企業の調達業務にいたるまで、人間の手作業を介さない安全な決済が普及することで、電子商取引(EC)や業務プロセスのあり方が劇的に変化していく可能性があると予測されます。