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オープンウェイトの大規模言語モデル(LLM)を展開する中国のAIスタートアップ DeepSeek(低コストで高性能なオープンモデルを開発する中国のAI新興企業) が、民間資金調達ラウンドで当初の目標額を大幅に上回る150億ドル(約2兆2500億円)を調達したと米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が2026年10月22日、事情に詳しい関係者の話として報じた。強い投資家需要を背景に調達額が膨らんでおり、同社は2027年初頭とされる上海証券取引所への新規株式公開(IPO)準備を本格化させている。
報道によると、DeepSeekは旺盛な出資意欲を受けて当初の調達目標からほぼ倍増となる規模で民間ラウンドをクローズした。今回の大型調達により確保された資金は、主に以下の用途に充当されるとみられる。
同社は調達と並行して、2027年初頭を目標とする上海証券取引所(SSE)への株式上場に向けた準備手続きを加速させている。
今回の調達報道について、確認されている事実と未確定の要素を以下のように整理できる。
DeepSeekはこれまでに「DeepSeek-V3」や「DeepSeek-R1」といったモデルにおいて、革新的なアーキテクチャ設計によって西側の商用モデルと同等以上の性能を圧倒的な低コストで実現し、世界的な注目を集めてきた。
しかし、次世代のマルチモーダルモデルや高度な自律推論モデルの開発を継続するには、アルゴリズムの工夫だけでなく物理的な計算インフラの規模拡大が不可欠となる。150億ドルという巨額の民間資金を確保し、上海市場での上場を視野に入れる動きは、米中間の半導体調達環境が厳しさを増す中で、持続可能な自前計算エコシステムを構築するための重要な布石とみられる。
引用元:TechNode