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Googleは2026年10月2日、AndroidおよびiOS向けの「Gemini(GoogleのマルチモーダルAIモデルおよびアシスタントアプリ)」アプリにおいて、地図操作を伴うプロンプト入力を支援する「Map」ツールの提供を開始したと報じられた。地図上の特定エリアを指定して直接AIへ質問できるようになるほか、機能呼び出しコマンドの統合も進められている。

今回の新機能「Map」ツールは、モバイル版Geminiアプリのツールカルーセル末尾(Photos、Camera、Avatar、Files、Drive、Notebooksの並び)に追加された。
ツールを起動すると、現在地を中心とした円形のフォーカスエリアを持つインタラクティブな地図が表示される。ユーザーはパンやピンチイン・ズームアウトで領域を調整できるほか、画面右上の虫眼鏡アイコンから任意の地点を検索して指定することも可能だ。
エリアを決定して「Explore this area(このエリアを探索)」をタップすると、プロンプト入力欄に「Map Area」というコンテキストタグが自動挿入され、続けて「おすすめのカフェを教えて」「子供向けの公園はあるか」などの質問を自然言語で送信できる。同ツールはすでに広くロールアウトされている。
また、Googleアプリの最新ベータ版(バージョン17.63)では、Geminiの拡張機能(スキル)を呼び出すトリガー文字を、従来の「/(スラッシュ)」から「@(アットマーク)」へと変更するテストが進められている。
これまで外部連携機能(Connected Apps、まもなく「Connectors」に改称予定)の呼び出しに使われていた「@」にスキル機能も統合される形となり、入力時には「/ is now @. Access your skills, connectors and more from a single place.」との案内が表示される。表示されるポップアップは従来より幅広になり、スキル一覧と新規作成ショートカットが配置されている。この変更は現在ベータ版で順次テスト中である。
日本のユーザーにとっても、外出先や旅行先での飲食店探しや周辺観光案内において、住所や駅名を入力することなく画面上の地図で直感的に対象範囲を指定できる利便性は高い。Googleマップの強力なローカルデータベースとGeminiの要約能力が組み合わさることで、実用的な情報収集が可能になる。
ただし、本機能は現時点でAndroidおよびiOSのモバイルアプリ専用となっており、PC等のWebブラウザ版Geminiでは利用できない。また、「@」コマンドへの統合はベータ環境での先行テスト段階であり、一般公開環境への反映時期は未確定である点には留意が必要だ。
引用元:9to5Google