AI関連の最新ニュースをピックアップ
さくらインターネット株式会社は、東京大学大学院工学系研究科の松尾・岩澤研究室が中心となって開発した医療特化型大規模言語モデル「Weblab-MedLLM-gpt-oss-120b(東大松尾研と共同開発された1200億パラメータ規模の日本語医療特化LLM)」を、生成AI向け推論API基盤「さくらのAI Engine(さくらインターネットが提供する生成AIモデルの推論APIサービス)」においてパブリックプレビューとして提供開始しました。日本の医療環境や診療ガイドラインに特化した高精度な推論環境をAPI経由で即座に利用可能です。

本モデルは、内閣府の「研究開発とSociety5.0との橋渡しプログラム(BRIDGE)」のもとで実施されたNEDO事業(AIの安全性確保に関する研究開発・検証等の推進事業/日本語版医療特化型LLMの社会実装に向けた安全性検証・実証)の研究開発成果として構築されました。
基盤にはオープンウェイトモデル「gpt-oss-120b」を採用し、以下の専門データを活用した追加学習が施されています。
「さくらのAI Engine」上での提供仕様および料金体系は以下のとおりです。既存のAPIクライアントからChat completions形式で呼び出すことができます。
| 項目 | 提供仕様 |
|---|---|
| 指定モデル名 | preview/Weblab-MedLLM-gpt-oss-120b |
| 提供形態 | パブリックプレビュー(Chat completions) |
| 入力料金(税込) | 10,000トークンあたり 0.9円 |
| 出力料金(税込) | 10,000トークンあたり 4.5円 |
| 無償枠 | なし(従量課金プランのみ) |
| モデル公開 | Hugging Face上でもウェイトを公開中 |
さくらインターネットおよび開発チームは、本モデルの利用に関して重要な注意事項を明記しています。
編集部注: 医療現場のDXにおいて、患者の電子カルテ情報や病歴は極めて秘匿性の高い要配慮個人情報であり、海外クラウドへのデータ送信には厳しい制約が課されるケースが少なくありません。
国内自社データセンターでインフラを完結させ、日本の法制度や医学ガイドラインに準拠した120Bクラスの大規模モデルを低廉な従量課金(入力1万トークン0.9円)でAPI提供する本取り組みは、医療機関やヘルステック企業が実用的なAIアプリケーションを安全に検証できる環境を切り開く重要なマイルストーンといえます。

さくらインターネット株式会社
さくらインターネット、医療特化型LLM「Weblab-MedLLM-gpt-oss-120b」を「さくらのAI Engine」から提供開始
さくらインターネット株式会社は、東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻/人工物工学研究センター 松尾・岩澤研究室が中心となって開発した医療特化型大規模言語モデル「Weblab-MedLLM-gpt-oss-120b」を、生成AI向け推論API基盤「さくらのAI Engine」から、2026年9月24日(木)より提供開始いたします。
https://www.sakura.ad.jp/corporate/information/newsreleases/2026/09/24/1968225752

さくらのクラウドニュース
【さくらのAI Engine】「Weblab-MedLLM-gpt-oss-120b」パブリックプレビュー提供開始のお知らせ
さくらのクラウドに関連するニュースをお届けします
https://cloud.sakura.ad.jp/news/2026/09/24/ai-engine-weblab-medllm-gpt-oss-120b-pubprev