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米Meta(FacebookやInstagramを運営する米ソーシャル・AI企業)が、撮影通知用LEDを物理的に塞ぐ・破壊するなどの改ざんが行われた「Ray-Ban Meta(MetaとEssilorLuxotticaが共同開発したカメラ・AI機能内蔵スマートグラス)」スマートグラス数千台をソフトウェアアップデートによって検知し、カメラの撮影機能を遠隔で完全に無効化したことが明らかになった。
Metaのスマートグラスは2021年の初代発売以降、2025年単年で700万台以上を販売するなど急速に普及している。一方で、撮影時に点灯する極小LEDインジケーターをドリルで破壊したりテープや塗料で覆ったりして、周囲に気付かれずに写真や動画を盗撮・記録する悪質な改造が問題視されていた。
これに対しMetaは最新のソフトウェアアップデートを配信し、ハードウェアの異常やLEDの非稼働状態を検出する仕組みを導入した。検知された改造端末については、カメラモジュールの撮影機能を遠隔で無効化(実質的な機能停止)する措置を実施した。
Metaのウェアラブル担当バイスプレジデントであるアレックス・ハイメル(Alex Himel)氏が米メディアSemaforに明かしたところによると、対象となった端末は販売総数の0.1%未満(推計数千台規模)にとどまるという。ハイメル氏はThreadsへの投稿で「保護措置を回避しようとする行為はごく一部だが、撮影LEDが周囲への通知として確実に機能するよう、今後も対策を更新し続ける」と説明している。
通常、購入後の物理的なハードウェア改造に対してメーカーが遠隔ファームウェア更新で主要機能を無効化する対応は極めて異例である。
今回の措置は、スマートグラスを巡る「いたちごっこ」の序章に過ぎない。ハイメル氏自身も「 safeguards を回避する新しい手口は常に現れるため、終わりなき戦いになる」と認めている。
米国では既に、スマートグラスで無断撮影された歩行者や第三者(バイスタンダー)が生体認証や画像分析の同意を与えていないとしてMetaを相手取った集団訴訟に発展しているほか、ニューヨークのナイトクラブなどではスマートグラス着用者の入場禁止措置が広がりを見せている。AppleやGoogle、Samsungなども次世代スマートグラスの開発を進める中、撮影インジケーターの物理的改ざん防止技術とバイスタンダー保護の設計は、ウェアラブルAI市場全体の成否を握る最重要要件となるだろう。

The Star
Why Meta disabled the cameras on thousands of its smart glasses
A recent software update tackles a creepy problem: people who have tampered with their Meta smart glasses to record inconspicuously.
https://www.thestar.com.my/tech/tech-news/2026/09/07/why-meta-disabled-the-cameras-on-thousands-of-its-smart-glasses
Futurism
Pervs Distraught as Meta Bricks Their Smart Glasses Remotely
Meta has started disabling its smart glasses' cameras of customers who tampered with their recording light.
https://futurism.com/artificial-intelligence/meta-bricks-perv-smart-glasses