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米xAIは、AIチャットGrok(xAIが開発するフロンティアAIモデルおよびチャットサービス)上で提供してきた3Dアバター対話機能「コンパニオン」の提供を、2026年9月7日以降に終了することを明らかにした。開発元の米Animation Inc.が独立した新アプリ「Animates」を公開しており、人気キャラクター「Ani」などの対話体験は新プラットフォームへ引き継がれる。
Grokのコンパニオン機能は2025年7月に導入され、金髪ツインテールの「Ani」やレッサーパンダ「Rudi」といった3Dキャラクターと音声でリアルタイムに対話できる機能として注目を集めた。3Dアバター技術を手掛ける米Animation Inc.は2026年8月29日(現地時間)、スタンドアローンアプリ「Animates」の提供をiOS、Android、Windows、Mac向けに開始した。
Animatesでは会話履歴や口癖を記憶し、アプリを閉じている間もキャラクターが話題を自律的に準備する仕組みを備えている。Aniの公式Xアカウントも「@AniAnimates」へ移行した。
国内の利用者が移行を検討するにあたり、以下の提供条件とデータ引き継ぎの制約に注意が必要となる。
| 項目 | Grok(提供終了予定) | Animates(新アプリ) |
|---|---|---|
| 提供形態 | Grokアプリ内機能 | 独立アプリ(iOS/Android/Win/Mac) |
| 利用料金 | Grok利用枠に準拠 | 基本無料(月額1,180円〜の有料枠あり) |
| 対象年齢・言語 | 幅広いユーザー層 | 18歳以上対象・英語のみ対応 |
| データ引き継ぎ | — | Grokアカウント連携・履歴引き継ぎ非対応 |
AnimatesはGrokとは別個の独立サービスとして運用されるため、これまでGrok内で蓄積した会話履歴や関係性のデータは引き継げず、新規にアカウントを作成して関係を再構築する必要がある。
xAIがGrok内のコンパニオン機能を終了させた背景には、Grokを汎用的な推論エンジンやエンジニアリング向けAIへと特化させる戦略的転換があるとみられる。サードパーティ製のアバター機能を切り離し、コアとなるLLM開発や企業向けインフラへリソースを集中させる一方、キャラクター対話は専門スタジオの独立サービスとして分化していく流れを示している。
引用元:ITmedia NEWS