AI関連の最新ニュースをピックアップ
Google Cloudは、自律型AIコーディングエージェント基盤「Google Antigravity(Googleの自律型AIコーディングエージェント開発基盤)」をGemini Enterprise(Google Cloudのエンタープライズ向けAIプラットフォーム)サブスクリプション契約者向けに正式提供し、Visual Studio CodeやJetBrainsなどの主要統合開発環境(IDE)向け拡張機能を公開した。

Googleは今年5月のI/Oで発表したAntigravityについて、企業顧客からのフィードバックを反映した統合管理機能を実装した。Gemini Enterprise Standard、Plus、Standard Emerging Marketのライセンスを保有する組織は、追加の個別ライセンス契約なしにAntigravityおよびAndroid Studio(Googleの公式Androidアプリ統合開発環境)のAI機能を管理コンソールから一括で有効化できる。
また、コスト管理とガバナンスのために以下の機能を備えている:
開発者は自身の好みに合わせた開発環境でAntigravityを利用できる。新たに公開されたIDE拡張機能により、Visual Studio Code (VS Code)(Microsoftが開発する人気コードエディタ)、Visual Studio(プレビュー)、JetBrains(プレビュー)、Zed(プレビュー)上で動作するほか、スタンドアロンのAntigravity 2.0デスクトップアプリやAntigravity CLI(コマンドラインからエージェントを操作するCLIツール)にも対応する。組織内の認証基盤としてWorkforce Identity Federation (WIF) やApplication Default Credentials (ADC) を標準サポートする。
| サポート環境 | 提供ステータス | 特徴 |
|---|---|---|
| VS Code 拡張機能 | 一般提供(GA) | エディタ内で直接エージェントセッションを実行 |
| JetBrains / Zed / VS | プレビュー | 各種開発言語・IDE環境へ順次対応 |
| Antigravity 2.0 / CLI | 一般提供(GA) | デスクトップUIおよびコマンドライン自律実行 |
| 企業認証連携 | 標準対応 | WIF / ADCによるセキュアな企業ID統合 |
AIエージェントの企業導入において、ツールごとのライセンス分散や予算統制の難しさは大きな障壁であった。GoogleがGemini Enterpriseへの包括的な組み込みとFinOps機能、多様なIDE対応を同時に打ち出したことで、GitHub Copilot WorkspaceやClaude Codeといった競合エージェント環境に対する強力な対抗軸を確立したとみられる。
引用元:Google Cloud