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デジタルフォレンジック企業の米Elcomsoftは、iOS 27およびiPadOS 27のベータ版において新設された起動型リカバリメニュー(Pre-boot環境)について、セキュリティ調査報告を公開した。
従来のiOSでは障害発生時に自動起動するか複雑なボタン操作を必要としていたが、iOS 27では端末の起動中に電源ボタンを長押しすることで、正常動作する端末でも事前に準備されたリカバリメニューへ遷移できる。
この画面からは以下の主要なメニューが選択可能となっている。
検証によると、このPre-boot環境の導入によってユーザーデータの暗号化が解除されたり、アクティベーションロック(紛失・盗難時に他者の端末利用を防ぐ保護機能)が回避されたりすることは一切ない。
一方で、電源を再起動してメニューに入ることで端末が「AFU(ロック解除後状態)」から「BFU(初回ロック解除前状態)」に移行するため、メモリ上の未暗号化データが消去されるリスクが指摘されている。
編集部注: 本検証は2026年7月公開のiOS 27 Beta 3に基づくものであり、秋の正式リリースまでにAppleによって仕様変更やセキュリティ保護の調整が行われる可能性がある。
引用元:ElcomSoft blog