AI関連の最新ニュースをピックアップ
OpenAIは、過去の求人・採用活動において永住権申請(PERM)ビザ保持者や外国籍労働者に対する不当な差別的取り扱いがあったとする指摘に対し、米国司法省(DOJ)との間で正式な和解合意に達したことが報道により明らかとなった。

報道によると、司法省の調査ではOpenAIが特定の技術職求人において、米国市民権保持者を優先する記載や、ビザ保持者からの応募手続きを不当に煩雑化させていた疑いがもたれていた。和解条件として、OpenAIは制裁金の支払いに合意したほか、社内の採用担当者に対する法令遵守トレーニングの義務化、および求人ポータルの透明性改善を実施する。
OpenAI側は差別的意図を否定しつつも、急速な組織拡大に伴うコンプライアンス管理の不備を認め、再発防止を約束した。
米国の先端AI業界では、世界中から優秀なエンジニアや研究者を獲得する人材競争が極めて激しい。採用プロセスにおける法令遵守(コンプライアンス)が厳しく問われる中、他のビッグテック企業にとっても求人枠の公平性確保とビザ手続きの厳格な運用が強く求められる契機となる。
支払われる制裁金の最終確定額および個別の受給対象者への補償手続きの詳細については公表を控えている。編集部注: 急成長を遂げたAIスタートアップが、成熟した大企業にふさわしいガバナンス・法令遵守体制を迅速に構築できるかが今後のリスク管理の観点で重要視されている。
引用元:www.axios.com