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日本マイクロソフトは Copilot に関する記者説明会を開催し、企業における AI 活用が単なる QAチャット(ユーザーの質問に対して回答を返す対話型AI機能) から、組織や業務のコンテキスト(文脈)を理解して自律的にタスクを実行する「AIエージェント(自ら状況を判断して自律的に業務を実行するAIシステム)」のフェーズへと移行している状況を解説した。
従来の AI 活用では一問一答形式の質問回答が中心であったが、最新の環境では業務の背景や関係性を踏まえた高度なタスクの自律実行が可能になりつつある。
説明会では、エネルギー大手の INPEX による先進的な活用事例が紹介された。INPEX は Microsoft 365 Copilot(WordやExcel等のMicrosoft 365ツールに統合されたAI機能) や AI エージェントを活用することで定型業務の自動化を推進し、年間20億円規模という大きなコスト削減効果を実現している。
また、こうした組織全体のコンテキスト理解を支える重要な基盤技術として「Microsoft IQ」の役割についても言及された。企業内で分散して存在するデータや業務コンテキストを統合・理解することで、AI がより適切で精度の高い自律的タスクを実行できるように支援する仕組みとなっている。
AI の活用フェーズが応答型ツールから自律型エージェントへとシフトするなか、企業には単に新しいツールを導入するだけでなく、AI エージェントの能力を最大限に引き出すための「業務プロセスの再設計」が求められている。
日本マイクロソフトは、組織のコンテキスト理解と自律的タスク実行の推進を通じ、今後も企業の業務効率化とデジタル変革を強力に支援していく見通しだ。
引用元: www.itmedia.co.jp