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xAIは、同社の対話型AI「Grok」において、設定した条件に基づきAIが自動で繰り返しタスクを実行する新機能「Automations」を発表しました。これにより、ユーザーが一度ジョブの内容を指定するだけで、指定時刻や外部トリガーにあわせてGrokが自律的にバックグラウンドで処理を行うことが可能になります。
本機能は、Webブラウザ版(grok.com/automations)およびiOS・Androidの公式Grokモバイルアプリにて提供が開始されています。
ユーザーは、Grokの通常のチャット入力と同様に自然言語でタスクの指示を記述し、コンテキストとなるファイルを添付した上で、コネクター(ツール)やスキルを追加し、動作モードを選択して「自動ジョブ」として登録します。
実行条件には以下の2つのオプションが利用可能です。
ユーザーは、指示文の中で @ 記号を用いることで、Grokに特定のコネクター(外部データベースやAPI連携ツールなど)を指定し、毎回のジョブ実行でそのツールを使用させることができます。
これまでの対話型AIは、ユーザーが入力したプロンプトに対してリアルタイムに1回応答を返す「単発の会話型」が主たる運用形態でした。
今回導入された「Automations」により、Grokは「自律的なバックグラウンド実行エージェント」へと進化を遂げ、ユーザーがデバイスを開いていない状態でも自動で業務や情報収集を代行できるようになります。これは、先日Googleが発表した「Gemini Spark」と同様の常時バックグラウンド稼働エージェントの流れに沿うものです。
一方で、メールの常時監視やAPIツールの自動トリガーは、悪意のあるプロンプト(プロンプトインジェクション)を含んだメールの受信により、エージェントが意図しないツールを実行させられたり、情報が漏洩したりするセキュリティ上の新たな攻撃ベクトルを生む懸念があります。特にコネクターやスキルを連携させて自動化を行う場合には、実行権限や接続ツールの範囲を厳格に限定する設定が求められます。
出典:xAI News