AI関連の最新ニュースをピックアップ
中国・上海で開催されたサブカルチャーイベント「Bilibili World 2026」にて、米NVIDIA(エヌビディア)は主要なパーツメーカー各社(AIBパートナー)と共同で、人気ゲームやアニメをテーマにした特別デザインの「GeForce RTX 5080」グラフィックスカードを多数展示した。会場内のNVIDIAブースでは、リファレンスモデル(標準仕様の製品)の直接販売も行われ、購入を希望する来場者で行列ができた。
展示されたグラフィックスカードには、各メーカーのユニークなデザインが施されている。ASUSの「PRIME RTX 5080 16GB」やMSIの「Gaming TRIO OC White」はゲーム『Alien』をテーマにしており、バックプレートにキャラクターが描かれている。また、GIGABYTEやColorfulは人気アクションRPG『鳴潮(めいちょう)』のキャラクター「エイミー」をあしらった製品を展示した。さらに、GalaxやGainwardからは『アークナイツ:エンドフィールド』のキャラクターがデザインされた限定モデルが登場した。これらの限定版コラボモデルは生産数が少なく、一般の小売店で広く流通するかは現時点では不明となっている。
限定モデルの展示に加え、NVIDIAは会場内でGeForce RTX 5080のリファレンスカードを8,299元(約1,220米ドル)で直接販売した。これは公式の推奨小売価格に準拠しており、転売価格が急騰しがちな高性能GPU(画像処理やAI計算を高速化するプロセッサ)を適正価格で手に入れられる機会として注目を集めた。ブースではその他に、14種類のデザインが用意された「GeForceコレクターズカード」の配布・プレゼント企画もあわせて実施され、多くの自作PCファンやゲーマーを魅了した。
今回のイベントは、最新の高性能グラフィックスカードを単なるゲーミングデバイスとしてだけでなく、アニメやゲームファンに向けたコレクターズアイテムとしてアピールするNVIDIAのブランド戦略を明確に示している。一般販売の有無は未定なものの、特定の地域やコミュニティに向けた積極的なマーケティング活動は、ゲーミング市場における同社の支配力をさらに強化するものとみられる。
引用元:Wccftech