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Googleは、対話型AIサービス「Gemini」のAndroidおよびiOS版モバイルアプリにおいて、「Googleビジネス プロフィール」とのアプリ連携設定(Extensions)を新しく追加した。この設定はアプリ内の「設定」>「アプリ連携」の「パーソナル インテリジェンス」配下にロールアウトされている。これにより、店舗オーナーやビジネス管理者はモバイルデバイスから直接、自社の顧客レビューやパフォーマンスに関するデータをGeminiに参照させ、様々な業務支援を受けられるようになった。
新機能の有効化(トグルのON)を行うことで、Geminiアプリは連携対象であるGoogleビジネス プロフィールのデータへアクセスする権限を得る。アクセス可能なデータには、顧客から寄せられたクチコミ(レビュー)、よくある質問(Q&A)、さらに閲覧数やアクション数といったパフォーマンスに関する分析データ(アナリティクス)が含まれる。
今回の連携により、管理者は移動中や店舗内などの外出先からスマートフォンを利用し、Geminiに対して「最近届いたクチコミの返信案を作成して」といった指示を与えることができる。また、単なる返信の作成だけでなく、「自社のビジネスプロフィールで改善すべき点や不足している情報はないか」を尋ねることで、プロフィールの最適化に向けた具体的なアドバイスをその場で抽出することも可能である。
本機能はもともと2026年6月上旬に機能連携自体がアナウンスされた後、同月下旬にまずWebブラウザ版のGeminiにおいて連携設定の提供が開始されていた。今回のアップデートにより、AndroidおよびiOS向けアプリへのロールアウトが完了し、PCだけでなくモバイル環境を含めた統合的なビジネス支援体制が整ったことになる。
GeminiモバイルアプリとGoogleビジネス プロフィールの連携は、中小企業や店舗経営者の日常的なマーケティングおよびカスタマーサポート業務を劇的に簡略化する可能性を秘めている。特に、多くの時間を接客や現場業務に費やす店舗運営者にとって、モバイルから迅速にクチコミ返信の下書きを生成できることは大幅な時短につながる。今後は他のGoogle Workspaceサービスと同様に、ビジネスプロフィールの管理画面自体にもさらに高度なGemini機能が組み込まれ、店舗運営の自動化・効率化が進むものと予想される。