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米グーグル(Google)は、モバイルや人工知能(AI)を活用した医療用アプリケーションの開発を支援するオープンソースのツール群「Open Health Stack(オープンヘルススタック)」のコードと関連資産を、非営利団体であるLinux Foundation(リナックス財団)に移管することを発表しました。これに伴い、コミュニティ主導で運営される「Open Health Stack Software Foundation(OHS-SF:オープンヘルススタックソフトウェア財団)」が設立され、グーグルの慈善部門であるGoogle.orgがプロジェクトの長期にわたる成長支援に向けて300万ドル(約4億8000万円)の寄付を行います。
OHS-SFは、主に発展途上国などのリソースが限られた地域において、AIを用いたデジタル医療サービスを迅速に構築・展開するための「ビルディングブロック(部品)」を以下の3つの柱(ピラー)で提供します。

本プロジェクトには、世界保健機関(WHO)や米アンソロピック(Anthropic)、米マイクロソフト(Microsoft)に加え、Endless Health、PATH、さらにアフリカやアジア地域のヘルスケアネットワークなど、多くの主要組織が初期メンバーとして賛同を表明しています。また、開発途上国の地元スタートアップや小規模な事業者が資金面での障壁なく組織のガバナンス(運営方針の決定)に参加できる特別なプログラムも設置されます。
Open Health Stackのツールは、過去3年間でアフリカ南岸のサハラ以南、南アジア、東南アジアなどの医療機関で実際に導入され、デジタルの力で医療格差を埋める実績を上げてきました。今回グーグルが開発主体を手放し、ベンダーニュートラル(特定の企業に依存しない環境)なLinux Foundationによる管理下に移行させることで、世界の開発者がより安心して利用・貢献できる持続可能な共同インフラが構築されることになります。
引用元:Google