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米Anthropicは7月9日, AIアシスタント「Claude」の全ユーザーを対象に、1週間ごとおよび5時間ごとの利用制限(レートリミット)を一斉にリセットしました。この日は競合である米OpenAIが最新の「GPT-5.6」シリーズおよび「ChatGPT Work」を一般公開した日であり、タイミングを合わせた対抗策として注目を集めています。
Claudeの有料プランには通常、5時間および1週間単位の利用上限が設けられており、これを超えると一時的に使用できなくなります。Anthropicは7月7日に最上位モデル「Claude Fable 5」の追加料金なし試用期間の延長を発表したばかりでしたが、ユーザーの利用が集中していたため、今回のリセットは大きな歓迎を受けました。
一方、同日にOpenAIは、最新の言語モデル「GPT-5.6」シリーズ(Sol、Terra、Lunaの3モデル)と、AIコーディング機能「Codex」を統合したビジネス向けAIエージェント「ChatGPT Work」をリリースしました。Anthropicの利用制限リセットは、このOpenAI側の発表にユーザーが奪われるのを防ぐための対抗手段と見られています。
Anthropicのリセット発表に対し、OpenAIでコアプロダクト部門の責任者を務めるティボ・ソティオ氏がSNS(旧Twitter)上で「I smell fear(焦りの匂いがする=ビビってるね)」とリプライ(返信)を送り、大きな話題となりました。さらにOpenAI側も同様にChatGPTやCodexの利用制限をリセットするなど、両社の間で実質的な「リセット合戦」が勃発しています。
今回のレートリミットをめぐる攻防やSNSでの発言は、生成AI業界を牽引する両社が互いを強く意識し、激烈な競争を繰り広げていることを浮き彫りにしました。製品機能だけでなく、利用上限の調整という運用面でも競争が激化しており、今後の主導権争いがさらに激化すると予想されます。
ITmedia AI+
Claude、利用制限を全リセット 競合「GPT-5.6」公開と同日……OpenAI幹部「ビビってるね」
OpenAIが「GPT-5.6」を一般公開した同日、AnthropicがClaude全ユーザーの利用制限を一斉リセット。OpenAI幹部の「ビビってるね」という煽り返信も話題だ。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/10/2000000179
ITmedia AI+
OpenAI、Codexと「ChatGPT Work」の利用制限リセット 競合Claudeとリセット合戦に
Anthropicは同日、OpenAIの制限リセットに先立ち、Claudeの利用制限をリセットしていた。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/10/2000000181