AI関連の最新ニュースをピックアップ

AIコードエディタ「Cursor」の開発チームは、SpaceXAI(xAI)と共同でトレーニングを行った最新のAIモデル「Grok 4.5」を正式にリリースしたと発表しました。Grok 4.5は、Cursorの基盤モデルプールの中で最も高い知性を誇るモデルであり、従来のソフトウェアエンジニアリング特化型から領域を広げ、多様なオフィス業務や知識労働を支援する統合的なモデルとして設計されています。
従来のモデルである「Composer 2.5」はプログラミング特化のモデルでしたが、Grok 4.5は混合専門家(MoE)アーキテクチャを採用し、より広範なデータで訓練されています。Cursorに蓄積された数兆トークンにおよぶソースコードや開発ログに加え、高品質なSTEM関連データ、学術論文、その他の知識分野の情報を学習データに組み込むことで、データサイエンス、金融、法務など、コンピュータを使用するあらゆるタスクにおいて高度な対応を可能にしました。
現実のソフトウェア開発や専門業務を模したシミュレーション環境において、強化学習(RL)が徹底的に実施されました。これにより、モデルは自らツールを活用し、途中のエラーから立ち直って解決策を検証する「自律的なエージェント機能」を身につけています。これらの高度な強化学習環境の構築・テストには、前世代モデルによる自律エージェント群が利用され、開発プロセスの加速に寄与しました。
本日より、Cursorのデスクトップ、Web、iOSアプリ、CLI、およびSDKから直接Grok 4.5を利用することができます。個人プランおよびチームプランの購読者は、追加料金なしで利用枠が提供され、最初の1週間は利用制限枠(usage)が2倍に設定されます。なお、従量課金APIでの利用料金は、ベースモデルが入力100万トークンあたり2ドル、出力同6ドルに設定されています。
Grok 4.5の登場により、Cursorは単なるコード作成支援ツールから、複雑なIT業務や業務分析全般を自律的にこなす「汎用AIエージェントプラットフォーム」へと進化することになります。商用クローズドモデルに劣らない高度な推論とツール実行能力を低コストで利用できるため、企業の開発者やアナリストの生産性を飛躍的に高める原動力となるでしょう。

Cursor
Introducing Grok 4.5
Our most intelligent model and the first we've built for more than software engineering.
https://cursor.com/blog/grok-4-5
ITmedia AI+
「Grok 4.5」も明日一般公開へ マスク氏「Opus級だが、より高速で低コスト」
「Opusクラスのモデルだが、より高速で、トークン効率が高く、低コスト」
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/08/2000000171
ITmedia AI+
Claude「サブスク最上位プラン」6カ月間無料で提供 OSS開発者向けキャンペーン、対象を拡大
米Anthropicは、オープンソースソフトウェア(OSS)開発者向けのキャンペーン「Claude for Open Source」の対象範囲を拡大したと発表した。認定した対象者には、最上位のサブスクリプションプラン「Claude Max 20x」を6カ月間無料で提供する。(1/2 ページ)
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/article/2607/08/2000000172