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米NVIDIA(エヌビディア)のAI(人工知能)サーバー製造における主力パートナーである台湾の鴻海精密工業(ホンハイ、通称フォックスコン)は、2026年第2四半期(4〜6月期)の売上高が前年同期比約40%増の2兆5,100億台湾ドル(約790億米ドル、約12兆円)に達したと発表しました。市場予想である2兆3,700億台湾ドルを大きく上回り、世界的なAIインフラ需要の強さを裏付けています。
鴻海は、NVIDIA製GPU(画像処理半導体)を搭載したハイエンドAIサーバーの設計・組み立てを手がける主要企業として、AIハードウェア市場での地位を確立しています。2026年6月単月の売上高は前年同月比52%増を記録しており、成長の主因はサーバー事業における好調な需要です。
Googleの親会社であるAlphabetやAmazon、Meta、Microsoftといったビッグテック(巨大IT企業)4社は、2026年のAI関連の設備投資に合計約7,250億米ドルを投じる計画を立てています。一方で、鴻海を含む多くの電子機器メーカーは、AIサーバーやスマートフォン、PC向けメモリー半導体の世界的な供給不足という課題に直面していますが、同社幹部は「高級製品への影響は軽微である」とコメントしています。
AIバブル崩壊への懸念や電力消費量への批判にもかかわらず、インフラ投資のモメンタム(勢い)は弱まっていません。鴻海の好決算は、NVIDIAを中心とするAI向けハードウェアサプライチェーン(供給網)の成長が、2026年下半期以降も依然として強力である可能性を強く示唆しています。