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株式会社ハルシナリオは2026年7月6日、従業員が作成した小規模な業務アプリや、非IT部門でのAIコーディング(AIの補助によるプログラム作成)によって生まれたツールに、セキュリティ機能などを追加して企業内での正式利用を可能にする信頼化サービス「ハルシナリオ」の提供を開始した。
現在、従業員が個人的な判断で社外のAIツールに機密情報を入力する「シャドーAI(会社に無断で利用されるAI)」が問題視されている。本サービスは、現場レベルで便利に使われているものの会社が正式承認しづらいアプリに対し、Microsoft 365(M365)/ Entra ID(旧Azure AD)を用いたログイン認証、APIキーやデータベース接続文字列などの機密情報のコード外管理(環境変数での管理)、および死活監視アラートといった「信頼化要素」を後付けで追加する。
初期診断を行う「クイックチェック(29,500円)」から、認証機能を付与する「スモールスタート(295,000円〜)」、Azure OpenAIやAIセーフティ機能を包括する「レギュラートラスト(925,000円〜)」、および顧客所有のAzure環境に適合させる「エンタープライズ(1,455,000円〜)」などのプランが提供される。診断から30日間のサポート(監視・障害対応など)も標準でカバーされる。
社内の非プログラマーがAIを利用して自作アプリを作る機会が急増する中、ガバナンスとセキュリティの担保は企業の急務となっている。セキュリティ監査ではない「適合診断と後付けの信頼化」を低価格の積算方式で提供するサービスは、企業のシャドーAI対策と現場発の業務自動化を両立させる現実的なアプローチとして注目される。
引用元:AI Watch