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米マイクロソフト(Microsoft)の営業トップであるチーフ・ビジネス・オフィサー(CBO)兼世界セールス&ソリューション部門プレジデントのニック・パーカー(Nick Parker)氏が、26年間にわって在籍した同社を去り、米エヌビディア(NVIDIA)に移籍することが明らかになった。同氏は2026年8月24日付で、NVIDIAのワールドワイド・フィールド・オペレーション(世界規模の現地事業展開)を率いるエグゼクティブ・バイスプレジデント(上級副社長)および経営幹部チームの一員として着任する。
パーカー氏は2000年1月にシステムインテグレーター(企業のITシステム構築を請け負う会社)パートナーシップ担当ディレクターとしてマイクロソフトに入社。その後、機器メーカー(OEM)向け販売、コンシューマーおよびデバイス向け販売、グローバルパートナー業務など、同社の営業・提携における中核的リーダー職を歴任してきた。2025年10月にはCBOに昇格し、企業の go-to-market(市場開拓)戦略や営業・エンジニアリングチームをグローバルに統括する、実質的なビジネスのトップとして活躍していた。
今回の移籍は、マイクロソフトとNVIDIAというテック業界の巨頭同士の結びつきにおいて重要な意味を持つ。両社は、クラウドコンピューティング(インターネット経由のシステム利用)やAIインフラ、エンタープライズ技術など、数多くの分野で緊密な協業関係を維持している。パーカー氏はLinkedInへの投稿で、「両社は素晴らしいパートナー関係にあり、移籍後もこの特別な関係を引き続き強化し、育んでいくことを楽しみにしている」と述べ、自身の移籍後もパートナーシップを主導していく考えを強調している。
AI半導体およびインフラ市場において圧倒的な地位を確立しつつあるNVIDIAにとって、エンタープライズ領域で圧倒的な営業実績とグローバルな提携構築力を持つパーカー氏の獲得は、世界市場でのビジネス拡大と顧客対応能力をさらに強固にするものと見られる。