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米メタ(Meta)が、ユーザーが生成AIを用いて作成したインタラクティブな体験を共有・体験できる新しいソーシャルアプリ「Pocket(ポケット)」をリリースしたことが明らかになりました。すでにGoogle Playなどのアプリストアにて配信が確認されていますが、現在は特定の地域やモデルに向けた「ソフトローンチ」(対象地域や人数を限定してテスト公開すること)段階にあります。
Pocketにおける最大の特徴は、アプリ内で「ギズモ(Gizmo)」と呼ばれるAIが生成するインタラクティブな体験を作成・共有できる点です。利用者はテキストプロンプト(指示文)を用いてオリジナルのギズモを作ることができます。 ギズモは単なる静止画や動画の生成物ではなく、画面をタップ、スワイプ、ドラッグする操作に対応するほか、モバイル端末を傾けたり振ったりすることで動作を制御することも可能です。さらにカメラやマイクを使った対話機能、音楽・効果音の再生といったマルチメディア要素も含まれます。
メタは「ギズモ」と同名で同様のAIアプリを開発していたAtma Sciences社から、2026年3月に元Snapchatエンジニアらを採用したほか、技術の非独占ライセンスを取得していました。 メタのマーク・ザッカーバーグCEOはかねてより、ユーザー自身がAIを用いて多様なソーシャル体験を作成・共有するという未来像を語っており、Pocketはこのビジョンを具体化したものであると見られています。また、かつてMozillaが提供していた同名の「あとで読む」サービスとは一切無関係です。
Pocketにおけるユーザーのやり取りデータは、メタのAIモデルの品質向上や改善に活用される方針です。AIによるインタラクティブな表現コンテンツがソーシャルメディア内で広く作られ消費されるプラットフォームを目指す同アプリは、クリエイター経済やメタバース構想を次世代のAIファーストな対話環境へ移行させる重要な一歩となる可能性があります。
引用元:GIGAZINE