AI関連の最新ニュースをピックアップ
ソフトバンクグループ(SBG)が開催した定時株主総会において、孫正義会長兼社長は東京電力ホールディングス(HD)との提携構想について初めて言及しました。孫氏は、東電HDの外部出資候補としてソフトバンクが名乗りを上げていることを明かし、提携が成立した場合は「発電量を増やし、AIデータセンターを日本に持ってきたい」と表明しました。
孫氏は「AIの発展にはデータセンターの整備が不可欠だが、現在の日本には十分な電力がなく、規制も非常に厳しい」と指摘。東電HDへの出資・提携を通じてグループ内に電力インフラを組み入れることで、データセンターの安定稼働に必要な電力を自前で増強・確保する具体的なシナリオを描いています。
さらに孫氏は、SBG傘下の工場において「ロボットでロボットを量産する」という取り組みを開始しており、近く正式発表を行う予定であることも明かしました。また、経営トップとしての今後について「あと10年から15年は頑張るつもりであり、引退している暇はない」と述べ、AI開発推進の先頭に立ち続ける姿勢を強く示しました。
AIデータセンターの運用において、電力の確保はグローバルな最重要課題です。通信・テック企業であるSBGと大手電力会社の組み合わせが実現すれば、日本国内のAI開発基盤や半導体・クラウドアライアンスの形成を根底から前進させることになり、インフラ確保の新たな突破口となる可能性があります。