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ソフトバンクグループ(SBG)の孫正義会長兼CEOは、株主総会において、将来的に到来する「人工超知能(ASI:Artificial Superintelligence)」の時代において、同社が「圧倒的な世界No.1」となるビジョンを表明しました。孫氏はかつて「60代での引退」を公言していましたが、これを撤回し、今後10〜15年はグループの指揮を執り続ける意向を示しました。
孫氏は、人工超知能の覇権を握るためにソフトバンクグループが注力する主要テーマとして、「AIモデル」「半導体」「インフラ(データセンター)」「ロボット」を挙げました。具体的には、OpenAIへの累計投資額が今年10月までに646億ドル(約10兆円)に達する見込みであることを明らかにしました。また、米国および欧州での大規模なAIデータセンター構築を進めます。
さらに孫氏は、人工知能を物理的な実体と組み合わせた「物理AI(ロボット)」事業についても言及し、すでに提携先のロボティクス企業を通じてロボットの量産を開始していることを明かし、「近く公式に発表したい」と語りました。現在68歳となった孫氏は「引退している時間はない」と述べました。
孫正義氏が引退説を撤回し、人工超知能(ASI)の構築へ向けて長期的なリーダーシップを継続することを宣言したことは、世界のハイテク投資に多大な影響を与えます。OpenAIへの超巨額投資の継続や、インフラ・ロボティクス部門の垂直統合を急ぐ戦略は、ハードウェア、インフラ、ロボットまでを包括する巨大なASIプラットフォームの構築を目指すものであり、AIエコシステムにおける中心勢力としての復権を狙っています。