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Metaは、米国盲人退役軍人協会(BVA:Blinded Veterans Association of America)と提携し、全米の全盲または低視力の退役軍人全員を対象に、同社のAI搭載スマートグラス「Ray-Ban Meta」を無償で提供すると発表しました。対象となる盲人退役軍人は全米で13万人以上に上り、希望する全ての対象者に無償提供されます。
BVAの会員であり、退役軍人省の盲人リハビリテーションサービスの対象となる名誉除隊された退役軍人または現役軍人が対象です。導入にあたって、BVAやアメリカ盲人評議会などの提携団体が、対面でのハンズオン研修や指導者養成コースを提供し、自立支援を行います。
内蔵されたAI機能と音声操作により、書類や郵便物の読み上げ、周囲の物体の識別、道案内やナビゲーションなどが可能になります。このプログラムは、湾岸戦争中にバンカー爆発で失明した第82空挺師団の退役軍人ドン・オーバートン氏の協力によりインスピレーションを得て開発され、同氏はMetaのウェアラブル開発チームと実用機能を共同開発しました。
Metaによる今回の「Ray-Ban Meta」AIグラスの大規模無償提供は、AI技術を実社会のアクセシビリティ向上に適用する画期的な社会貢献モデルです。これまで文字の読み上げや道案内に高価な専用福祉機器が必要だった領域に対し、汎用のコンシューマー向けスマートグラスが強力な代替手段となり得ることを示しています。