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GitHubとMicrosoftは、コード管理サービス「Azure Repos(クラウド上でのソースコード管理システム)」において、GitHub Copilotを用いたAI駆動型の自動コードレビュー機能のパブリックプレビュー(一般向けの試用版)を開始しました。これにより、開発チームはコード管理をGitHubに移行させることなく、使い慣れたAzure DevOpsの環境内で直接、AIによる自動レビュー支援を受けられるようになります。
MicrosoftとGitHubはこれまで、AIを活用した開発者支援機能を優先的にGitHubへと投入し、Azure ReposからGitHubへの移行を推奨してきました。しかし、企業の規模やセキュリティ要件、業界規制などから移行が容易ではないエンタープライズ企業が多数存在していたため、その強い要望に応える形でAzure Reposでの直接提供を決定したとのことです。
開発者がプルリクエスト(コードの変更提案とレビュー依頼)を作成し、レビュー担当者(Reviewers)の項目からAIレビューを依頼すると実行されます。AIはセキュリティ脆弱性(プログラムの安全上の欠陥)やコードスタイルなどをチェックし、改善提案をコメントとして投稿します。開発者は指摘を反映して再コミット(コードの確定保存)すれば、再レビューを依頼できます。
試用期間中は、リポジトリのサイズが10GB以下、プルリクエストごとの変更ファイル数が100件以下などの制限が設けられています。料金はレビューごとに消費されるトークン(AIが文章を処理する単位)量に応じた「GitHub AIクレジット」(1クレジット=0.01ドル)として換算され、Azureサブスクリプションを通じて課金される仕組みです。
AIによる自動レビューが導入されることで、レビュー時の単純な指摘やチェックが自動化され、人間のレビュー担当者は本質的なビジネスロジックやアーキテクチャの議論に集中できるようになります。GitHubに移行できないエンタープライズ顧客の生産性向上に大きく寄与すると見られます。今後数ヶ月間のプレビュー期間を経て、機能追加やユーザーからのフィードバックをもとに正式リリースへと向かう見通しです。