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Waymoは2026年5月29日、第6世代Waymo Driver搭載のロボタクシー「Ojai(オハイ)」の正式サービス展開を発表した。数カ月にわたる従業員向けテストを経て、今後数週間のうちにロサンゼルス、フェニックス、サンフランシスコで選ばれた一部の一般ユーザーが利用できるようになる。
「Ojai」はWaymoと中国の自動車メーカー・吉利汽車(ジーリー)が共同開発したEVミニバン型ロボタクシーだ。2026年2月に発表された第6世代Waymo Driverを搭載しており、荒天時や暗い道でも安全に走行できるよう、前世代よりもセンサーやビジョンシステムが大幅に進化している。
当面は選ばれた一部ユーザーのみが利用可能で、提供エリアもサンフランシスコ、ロサンゼルス、フェニックスに限定される。その後、デンバー、ラスベガス、サンディエゴなどへ展開エリアを順次拡大しながら対象ユーザーも拡大していく計画で、2026年後半にはすべてのユーザーが利用できるようになる見込みだ。
第6世代Waymo Driverは2026年2月に発表された後、Ojaiを搭載した形でサンフランシスコやロサンゼルスでのWaymo従業員によるテストが重ねられてきた。EVミニバン型の採用により乗客スペースが拡張され、より多くの利用者を一度に乗せることができる設計になっている。
Ojaiの展開開始はWaymoのロボタクシー事業における重要な節目だ。2026年2月に160億ドルの大型調達を実施したWaymoは、全米規模でのサービス拡大を急いでいる。EVミニバン型を採用することで乗車人数を増やし、収益性の改善を狙う戦略とみられる。Tesla、GM Cruise、Amazon Zooxなど競合他社との競争が激化する中、Waymoがいち早く多都市展開を実現できるかが注目される。