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Google のパーソナルエージェント「Gemini Spark」が、米国の Google AI Ultra 加入者向けに提供開始された。前週にプレビューされていたもので、Gemini Spark はタスクを自動化するための 24 時間稼働の個人向けエージェントである。Web ではサイドパネルに「Chat」と並ぶ新しい「Spark」タブが追加され、Android と iOS では Search chats と Daily brief の間に「Beta」表記とともに表示される。
現時点で Gemini Spark は、Google Workspace やその他の接続済みアプリ(Connected Apps)、パーソナルインテリジェンス、サインイン済みの Web サイト、位置情報のほか、自動的に情報を保存するリモートブラウザ(例: Web サイトに移動してカートに商品を追加するなどページ操作を行う)や、コード実行データを伴うリモートコンピューターと連携する。Google Workspace との連携では、Calendar(予定の確認・招待への返信・新規予定の作成、会議時間や場所の変更・キャンセル、空き時間の提案)、Drive/Docs/Sheets/Slides(ファイル検索や内容の読み取り、Google Docs の作成・編集、Sheets の作成、Slides の生成、ファイルの整理)、Gmail(スレッド横断の検索・要約、下書き作成・返信・転送、ラベルによる整理)などが可能とされる。
Gemini Spark には 3 つの中核的な構成要素がある。Task は達成したい高レベルの目標・プロジェクト・対象を指す。Schedule は Gemini Spark がバックグラウンドで自動実行するタイミングを定め、特定の日時のほか「毎日午前 8 時に AI ニュースの最新情報をくれる」といったイベント応答型の指定もできる。これは Gemini Chat のスケジュールアクションとは別物とされる。Skill は「再利用可能な指示と追加コンテキストのセット」であり、@ や / で呼び出せる。Skill は Gemini に特定タスクの実行方法と使うツールを教えるもので、タスクやスケジュールのアクションに対して使う Skill を指定したり、Spark が関連する Skill を自動的に利用したりできる。
今回のロールアウトにより、米国の Google AI Ultra 加入者は Gemini Spark を実際に利用できるようになった。Workspace や各種接続アプリと結びついた自律的なタスク自動化を、Task・Schedule・Skill という構成要素を通じて柔軟に設計できる点が特徴であり、個人向けエージェントの実用段階への移行を示す動きといえる。