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米AIスタートアップPerplexityは2026年10月28日、同社の法人向けAI検索基盤「Perplexity Enterprise(Perplexityが提供する高セキュリティな法人向け対話型AI検索基盤)」が、米連邦政府のセキュリティ評価・認証制度「FedRAMP(米連邦政府機関がクラウドサービスを導入する際のセキュリティ評価基準) Class C(Moderate:中レベル)」の認証を取得したと発表した。リアルタイムWeb検索と明示的な出典引用機能を備えたSI(検索・インテリジェンス)プラットフォームとして唯一のModerate認証となり、米連邦一般調達局(GSA)を通じて各省庁での直接調達が可能となった。

公的機関の業務では、政策変更の追跡や答弁資料の作成、公的プログラムの調査において「最新性」と「根拠の明示」が不可欠となる。今回取得したFedRAMP Moderate認証により、連邦職員は厳格に保護された認証境界内でライブWeb検索を行い、回答の根拠となった一次資料のリンクを確認しながら業務を進められるようになった。
第三者評価機関(3APO)である360 Advancedによる独立審査を受け、機密性・完全性・可用性の運用管理基準への適合が確認された。連邦機関向けSaaSとして提供されるほか、公認リセラー経由で州・地方自治体・教育機関(SLED)向けに、またPerplexityから政府請負業者へ直接提供される。
Perplexityは外部の検索エンジンに依存せず、2,000億件以上のユニークURLを追跡し毎秒数万件のインデックス処理を行う独自の検索・情報検索基盤を構築している。
連邦政府機関における主要AIサービスのFedRAMP認定状況と調達条件は以下の通りである。
| サービス名 | 認定ステータス | 主な特徴 | 連邦調達条件 |
|---|---|---|---|
| Perplexity Enterprise | FedRAMP Moderate (Class C) | ライブWeb検索、出典引用、独自2,000億URLインデックス | GSA OneGovで2027年3月末まで1機関0.25ドル |
| OpenAI ChatGPT Enterprise | FedRAMP Certified (2026年初頭) | 高度な対話・推論、カスタムGPTs | GSA Multiple Award Schedule |
| Google Gemini for Government | FedRAMP Certified (2026年初頭) | Google Workspace連携、マルチモーダル | GSA Multiple Award Schedule |
Perplexityは2025年11月にGSAとの間で直接 OneGov 契約を締結しており、2027年3月31日までの期間、連邦機関は1機関あたりわずか0.25ドルで「Enterprise Pro for Government」を導入できる。FedRAMP Marketplace(パッケージID: FR2604643715)には3件の運用認可(ATO/ATU)が登録されている。
米連邦機関では、最新の政策ガイダンスと過去版の差分比較や、中小企業向け優遇措置の適格基準チェックリスト作成など、実務へのAI適用が急速に進んでいる。従来の大規模言語モデルは学習データの更新頻度やハルシネーション(もっともらしい虚偽情報)が課題となっていたが、出典が明示されるライブ検索基盤が政府基準をクリアしたことで、公的業務におけるAI活用の信頼性が大幅に底上げされる見通しだ。
引用元:Perplexity AI / Securities.io