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Googleは、YouTubeで動画について質問できる対話型のAI機能「Ask YouTube」を、米国のAndroidおよびiOSのモバイルユーザー全員に向けて順次提供すると発表しました。これまでは有料プランのYouTube Premium加入者やテレビ版アプリなどに限られていたため、米国では追加料金なしで誰でも使える機能に変わります。9to5Googleが2026年10月13日(米国時間)に報じました。

9to5Googleによると、今回の発表で確認できる内容は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 米国のAndroid・iOSユーザー(YouTube Premium非加入者を含む) |
| 対象アプリ | モバイル版に加え、テレビ版YouTubeアプリ |
| 提供方法 | 段階的なロールアウト。Googleは提供範囲を徐々に広げる方針 |
| 後日対応 | ショート動画フィードの再生ページ、ライブ配信中での利用 |
「Ask YouTube」は動画に関する質問を投げかけ、内容の理解を深めるためのボタン型の機能です。Gemini(Googleが開発する大規模言語モデル(AI))を基盤としているため、回答は視聴中の動画に含まれる情報だけにとどまらず、それ以外の知識も踏まえたものになると9to5Googleは説明しています。また、質問できる内容は「動画の何分何秒で何が起きるか」といった範囲に限られず、会話形式でやり取りする表示に進化したとしています。
9to5Googleによれば、YouTubeでは2023年から何らかの形の文脈型AI(視聴中の動画の内容を踏まえて答えるAI)が試験的に提供されてきました。その後Googleは「Ask YouTube」というボタンに機能を集約し、テレビ版とPremium加入者から先行して提供してきた経緯があります。今回の拡大は、こうした限定提供の段階を終え、米国では無料ユーザーまで対象を広げる節目となります。
日本の読者にとって重要なのは、今回の拡大が米国限定である点です。9to5Googleの記事では米国以外の国・地域や、日本語での質問・回答への対応については触れられていません。
編集部注: Premium限定だった機能を無料ユーザーへ広げたことは、GoogleがAIによる動画の質問応答を「有料の付加価値」から「YouTubeの標準機能」へ位置付け直しつつあることを示しているとみられます。根拠として、9to5Googleが伝えるように対象がモバイルとテレビの両方に及び、さらにショートやライブ配信にも広げる計画が示されている点が挙げられます。一方で、回答が動画の外の情報も含むと説明されていることから、利用者にとっては動画の内容とAIが補った情報を見分ける意識が今後より求められそうです。
引用元:9to5Google