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エンタープライズ向けの「AI従業員」を提供するAIスタートアップEmaは、Creaegisが主導するシリーズBラウンドにおいて7,700万ドル(約115億円)の資金調達を実施したと発表しました。このラウンドにはAccel、S32、Prosusなどの既存投資家も参加しており、同社の累計調達額は1億4,000万ドルに達し、評価額は前回ラウンドの4倍以上に跳ね上がりました。 Emaの提供する「AI従業員」は、単なるPoC(概念実証)のチャットボットにとどまらず、すでに世界最大規模の企業で人事、IT、財務の実業務を自律的に遂行しています。例えば、ITサービス大手のWiproでは、24万人以上の従業員をサポートするEmaが稼働しており、100以上のワークフローを自動化し、年間約290万件の問い合わせに対応することで、応答時間を数日から数秒へと短縮しています。 独自価値の整理(差分整理と影響) 既存のエンタープライズAIの多くが、導入に膨大なコンサルティング費用とカスタマイズ(サービス依存)を必要とするのに対し、Emaは複数のLLM(100以上)を最適に組み合わせて文脈を理解する独自のルーティング技術(EmaFusion)を採用しています。これにより、企業は一つのプラットフォームから機能を拡張し、短期間(2ヶ月以内)でROIを実感できるプロダクト主導のモデルを実現しています。 分析・展望 Emaの急成長(過去24ヶ月で収益50倍)は、企業のAI投資が「ツールやAPIの購入」から、明確な成果を生み出す「エージェント業務の委託」へと移行していることを如実に示しています。新たに調達した資金を用いてAPAC(アジア太平洋地域)やEMEAなどへの展開を加速させる計画であり、日本市場におけるエンタープライズAIの普及・実用化フェーズにおいても、強力なプレイヤーとして存在感を示すことになるでしょう。
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引用元:Ema | PYMNTS.com