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画像生成モデル「FLUX.1」を手がける米独のAIスタートアップBlack Forest Labs(FLUXシリーズを開発する欧米の生成AIスタートアップ)(BFL)は、動画内の指定した要素だけをテキスト指示で修正できるAPIサービス「FLUX Video Edit(元動画の構図やタイミングを維持したまま特定箇所を加工する動画編集AI)」を発表した。最長15秒の既存動画クリップに対し、指示した部分以外のカメラワークや音声を忠実に維持しながら、不要物の削除や人物の置き換えを高精度に実行できる。

FLUX Video Editは、動画全体をゼロから再生成するのではなく、元クリップの長さ、フレーミング、カメラワーク、タイミング、音声を維持しながら、プロンプトで指定した要素のみを書き換える。
公式ドキュメントによると、以下のような編集操作に対応している。
API仕様と提供条件は以下の通りである。
| 項目 | 仕様・制約 |
|---|---|
| 入力可能動画 | 最長15秒、最大50MiB(MP4形式またはBase64) |
| 出力解像度 | 元動画の縦横比を維持、720pへリサイズ(24fps) |
| 利用料金 | 出力動画1秒あたり0.03ドル(10秒の編集で約0.30ドル) |
| 音声処理 | 元音声を引き継ぐ(対話変更の指示がない限りそのまま維持) |
動画生成AI市場では中国勢のSeedance 2.5やMiniMax H3などが台頭しているが、BFLが公開したベンチマークデータによると、FLUX Video Editはこれらの競合サービスと比べて高品質でありながら、利用料金を大幅に低く抑えている。
一方で、公式ドキュメントでは現状の技術的制約も整理されている。
従来の動画生成AIは「プロンプトから新しい動画を丸ごと生成する」用途が中心で、商用広告や映像制作の実務では「既存クリップのここだけ直したい」というリテイク要求に応えられない課題があった。FLUX Video Editのように、元映像の構図や演者の動きを崩さずに局所修正できるツールが1秒0.03ドルという低単価でAPI提供されたことは、動画制作・編集ワークフローの自動化を大きく前進させる。
引用元:Black Forest Labs | GIGAZINE
Black Forest Labs
FLUX Video Edit
Edit an existing clip with a prompt: remove, add or replace objects, change the setting, restyle, change text or dialogue.
https://docs.bfl.ai/flux_tools/flux_video_edit

GIGAZINE
動画編集AI「FLUX Video Edit」が登場、指定箇所のみ編集可能
ドイツとアメリカに拠点を置くAI企業のBlack Forest Labsが動画編集AIサービス「FLUX Video Edit」を発表しました。動画の指定した部分だけを編集可能で、競合サービスと比べて価格を低く抑えています。
https://gigazine.net/news/20260911-flux-video-edit