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OpenAIが韓国Samsung Electronics(サムスン電子)との半導体分野における協業関係を一段と深化させ、次世代カスタムAIチップの共同開発と生産に向けた協議を進めていることが明らかになりました。
OpenAIの韓国法人代表を務めるHarrison Kim氏は、ソウルで開催された記者会見において、サムスン電子との半導体協業について言及しました。詳細な技術仕様や契約規模についての言及は避けたものの、この協業領域はOpenAI社内で「最も進展し、高い評価を得ている」重要な取り組みであると説明しました。
OpenAIは高度化するAIモデルの推論・学習処理に対応するため、最先端のメモリチップ需要が今後爆発的に拡大すると予測しています。次世代データセンター構想「Stargate(スターゲート)」プロジェクトにおいて、サムスン電子およびSK hynix(SKハイニックス)とはすでに高帯域幅メモリ(HBM)供給に関する意向書(LOI)に署名していますが、今回の会見ではメモリ供給にとどまらず、次世代カスタムシリコンの共同設計・ファウンドリ製造を含む広範なパートナーシップ拡大が示唆されました。
OpenAIが進めるハードウェア自社開発・調達戦略の現状と各社との提携関係は以下の通りです。
| 分野・製品 | 提携パートナー | 製造ファウンドリ | 主な狙い・状況 |
|---|---|---|---|
| AI推論チップ「Jalapeño」 | Broadcom | TSMC | 2026年6月発表。推論専用カスタムチップの自社設計 |
| 次世代AIチップ共同開発 | サムスン電子 | サムスン(検討中) | 半導体受託製造の多角化および先端プロセス確保 |
| 次世代HBMメモリ供給 | サムスン電子 / SK hynix | 各社国内工場 | Stargate計画向け超高速・大容量メモリの安定確保 |
| 大規模GPUクラスタ | NVIDIA | TSMC | フロンティアモデル事前学習基盤としての継続利用 |
会見では半導体協業と並び、韓国市場におけるビジネス利用の急拡大も公表されました。2026年8月末時点で、韓国企業・機関における「ChatGPT Enterprise」の導入企業・アカウント数は前年同期比で約28倍に達しており、法務、財務、営業、マーケティングなど基幹業務へのAI統合が急速に進んでいます。韓国は米国外において有料ChatGPT利用者が最も多い主要市場の一つとなっています。
編集部注: これまで先端AIアクセラレータ市場はTSMCの先端パッケージング(CoWoS)およびファウンドリ能力に極度に依存してきました。OpenAIがサムスン電子との協業を強化することは、製造サプライチェーンの地理的・企業的多角化を促し、TSMCの生産枠逼迫リスクを緩和する戦略的な布石とみられます。
引用元:マイナビニュース TECH+ / SamMobile / Forkast / DIGITIMES

Forkast
OpenAI’s Samsung Pivot: The Reality of Manufacturing Diversification
OpenAI Korea's Harrison Kim confirmed joint production and research with Samsung on next-generation chips, marking the sixth chapter of the compute landlord thesis - but Samsung's yield gap makes this a bet on resilience over reliability.
https://forkast.news/openais-samsung-pivot-the-reality-of-manufacturing-diversification

DIGITIMES
OpenAI's deeper Samsung tie-up lands on a foundry that is running out of capacity
For Samsung Electronics
https://www.digitimes.com/news/a20260909VL233/samsung-openai-capacity-chips-2nm.html