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米アプリ市場分析企業Apptopiaが公表した2026年8月のデータレポートによると、Metaの生成AIチャットアプリ「Meta AI」が、米国におけるDAU(1日にサービスを利用したアクティブユーザー数(Daily Active Users))シェアで17.7%を獲得し、Googleの「Gemini」(17.2%)を抜いてOpenAIの「ChatGPT(OpenAIが提供する代表的な生成AIチャットボット)」に次ぐ全米2位へ浮上した。米国モバイル生成AI市場全体が3カ月連続で縮小傾向にある中、主要8アプリの中で唯一利用者を伸ばして逆転を果たした。
Apptopiaの集計によると、米国の生成AIチャットbotアプリ全体のDAUは2026年7月から8月にかけて3.9%減少し、同年5月のピーク時から13.9%下回る水準となった。ダウンロード総数は前月比1.4%微増したものの、3月の最高水準比では28.3%減少している。
主要アプリのシェアと動向比較は以下の通りである。
| アプリ名 / 提供企業 | 2026年8月DAU動向・シェア | 主な要因・状況 |
|---|---|---|
| Meta AI(Meta) | シェア17.7%(Gemini抜き2位浮上) | カテゴリー全体が縮小する中で唯一利用者を増加 |
| Gemini(Google) | シェア17.2%(3位へ後退) | モバイル単体DAUでMeta AIに逆転を許す |
| Claude(Anthropicが開発する対話型AIモデル・アプリ)(Anthropic) | シェア14.4%(DAU 7.0%減) | 6月のピーク比12.4%減と急成長後の調整局面に突入 |
| Copilot(Microsoft) | コンシューマー版単体は大幅縮小 | 3〜7月にDAUが84%激減後、8月に法人向けアプリへ統合 |
| Grok(xAI) | ダウンロード数16.6%増、DAU 1.9%増 | 8月12日の「Grok 4.6」公開を機に反発 |

本データには、解釈にあたって留意すべき前提と固有の課題が存在する。
米国ではこの夏、データセンター建設への地域住民の反対運動(Gallup調査で71%が反対)や、AIに対する懸念の高まり(Pew Research調査で懸念が52%)など、AIへの社会的反発が表面化した。
アプリ市場全体でも新規流入の伸びは鈍化しているが、一方でGrokを除く主要アプリの1人当たり利用時間は前月比6.8%増加しており、コアな利用者の間ではエンゲージメントの深化(二極化)が進んでいる。Meta AIが今後、高いDAUを維持しつつ、定着率や利用深度を引き上げてChatGPTに対抗できるかが注視される。
引用元:itmedia.co.jp