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米OpenAI(ChatGPTやCodexなどを開発する米国のAI研究企業)でCodex(ソースコード生成・補完支援に特化したOpenAIのプログラミングAIモデル)などの製品責任者を務めるティボー・ソティオ(Thibault Sottiaux)氏は2026年9月7日(現地時間)、全有料ユーザーの利用枠を同日午後6時ごろ(日本時間9月8日午前10時ごろ)に一斉リセットしたと公式X(旧Twitter)上で発表した。最新フラグシップモデル「GPT-6 Astra」の連休中の過密利用によって利用制限に達したユーザーに対し、週明けの平日業務でも継続してモデルを利用可能にするための臨時救済措置とみられる。
米国では9月第1月曜日が祝日(レイバー・デー)にあたり、週末から連休となっていた。この期間中、OpenAIが9月3日から段階的に一般開放を開始した最新モデル「GPT-6 Astra」を用い、3Dモデリングソフトウェア「Blender」での自動モデリングや高度なコーディングタスクを試行するユーザーが急増した。その結果、週明けを待たずにプランの上限利用枠を消費し尽くすユーザーが続出していた。
ソティオ氏のアナウンスによると、今回のリセットはChatGPT Work(組織や法人向けに管理機能と高度なセキュリティを提供するChatGPTの有料プラン)およびCodex環境などの有料契約アカウントが対象となっている。同氏は英国のミュージシャンであるリック・アストリーの著名な楽曲「Never Gonna Give You Up」の歌詞を引用し、テキスト内の「r」「e」「s」「e」「t」の各文字を強調表示するユーモラスな演出で利用枠の回復を告知した。
今回の利用枠リセットに関する確認事項および留意点は以下の通りである。
「GPT-6 Astra」のような超高度な推論・マルチモーダル生成を実行する最新フロンティアモデルは、1リクエストあたりの計算コストが従来のモデルより跳ね上がる。OpenAIが段階的開放や段階的な利用枠抑制アルゴリズムを導入しつつ、今回のような突発的一斉リセットを実施した背景には、インフラ負荷の制御と有料課金ユーザーの満足度維持という二律背反の舵取りがある。今後は単なる利用制限だけでなく、タスクの重さに応じた動的なリソース配分機能の洗練が求められるだろう。
引用元:ITmedia AI+