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コートジボワール共和国のデジタル移行・技術革新省(MTNIT)は、欧州のAI有力企業であるMistral AI(オープンモデルや商用APIを提供するフランスのAI開発企業)との間で、国家規模のデジタル変革を推進するための戦略的パートナーシップを締結しました。

今回の提携における主たる目的は、コートジボワール国内のデジタルエコシステムに関する包括的な監査を実施することです。公共行政(public administration)、医療(health)、教育(education)、農業(agriculture)の主要4分野を対象に、AI技術を配備するための最適な条件やインフラ要件を詳細に特定します。
この取り組みは、MTNITが主導する「2026-2028年 デジタルロードマップ(Digital Roadmap)」における40の構造改革プロジェクトの一環として位置付けられています。計画的なインフラ整備と実証を連動させ、単なる実証実験にとどまらない実用展開を目指しています。
また、本ミッションの初期調査結果は、2026年9月9日から11日にかけてアビジャンで開催されるカンファレンス「IMPACT IA 2026」の議事進行および討議資料として活用される予定です。
今回の提携発表において、現時点で公表されていない未確認事項および今後の焦点は以下のとおりです。
アフリカ諸国におけるAI導入では、米国の巨大テック企業が提供するプロプライエタリなクラウドサービスへの全面依存を避け、オープンモデルに強みを持つ欧州のMistral AIと組むことで、自国のデータ主権(ソブリンAI)を維持しようとする動きが強まっています。
行政機関や基幹産業における業務効率化と技術自立の両立を狙う本構想は、同様の課題を抱える他のグローバルサウス諸国にとっても先行的な参照事例になるとみられます。
引用元:TechAfrica News